先代の家を曳き家 〜20M曳き90度回転〜
平成29年
古民家再生曳家(ひきや)
曳家とは家の向きを変えたり移動させる工法です。
昔ながらの油圧ジャッキで20m移動して90度回転させました。
間取り変更で家族の生活する居間を日当たりの良い南向きにするために、東向きから南向きに90度回転させたのです。
東側は段差があり、建物を平行にするにはこの高さまで持ち上げないといけませんでした。
この持ち上げに3日かかりました。
20m曳き、90度曲げます。
曳きにかかった時間は2日かかりました。
白く見える土台が新たな住まいの基礎です。ここまで動かすのです!
20mの大引越し完了です。昔ながらの古民家だからできる「曳き」という工法です。
最近の住宅ではなかなか難しい芸当です。
完成